鍵開けや合鍵作製を鍵屋さんに依頼する場合、 身分証明 や 警察官の立会い が必要となる場合があります。
慌てて鍵トラブルを依頼したけれど、結果的にキャンセルせざるを得ない状況にならないように、何が身分証明書になるのか、他にどんなものが必要なのか、また警察官が立会うのはどんな状況なのかなどについてご紹介しています。
下記に関する内容は、掲載時時点の一般的な情報になります。
業者ごとに対応が異なりますので、鍵トラブルを依頼される際には、必ずご自身で正確な情報をご確認ください。
鍵開け・鍵作成に身分証明が必要な場合
家や車の鍵をなくし鍵屋さんに鍵開け・鍵作成を依頼する場合、居住者・所有者本人という証明が必要 になります。
身分の証明ができない場合、依頼を断られてしまうことがありますのでご注意下さい。
自宅の鍵を開けてもらう場合
自宅の鍵を開けてもらう場合には、顔写真 と 住所が確認できる身分証 が必要になります。
顔写真が付いていない場合は、複数の確認物が必要となりますので注意が必要です。
1つで確認できる身分証明書
運転免許証、パスポート、学生証、敬老手帳、外国人登録証など。
複数の確認物が必要となるもの
健康保険証、クレジットカード、郵便物、公共料金の領収書、賃貸契約書など。
賃貸物件に住んでいる場合
鍵の紛失は貸主に報告する必要があるため、大家さんや管理会社に連絡し、合鍵で開けてもらうか又は指示を仰ぐことをおすすめします。
大家さんや管理会社の連絡先が分からない場合は、賃貸契約をした不動産会社に連絡すると教えてもらえると思います。
車やバイクの鍵開け(インロック)や鍵製作を依頼する場合
車の鍵開け(インロック)や鍵の作製を依頼する場合は、運転免許証 と 本人名義の車検証 が必要になります。
バイクや原付の場合は、運転免許証 と 本人名義の自賠責保険証や譲渡証明書 が必要になります。
会社が所有している車やバイク、原付等の場合には、正当な理由がある場合に限り、運転免許証と所有者との関係が証明できるもの(社員証や名刺など) が必要になります。
レンタカーの場合は、レンタル会社の指示に従います。
依頼者が18歳未満の場合
鍵トラブルの依頼者が18歳未満の場合、親権者の同意が必要となるようです。
金庫やスーツケース等の場合
金庫やスーツケース等の鍵開けを依頼する場合も、状況によっては身分証明書が必要となりますのでご注意下さい。
鍵開け時、警察官の立会いが必要な場合
鍵屋さんに自宅の鍵開けを依頼したいけれど本人という身分証明ができない場合、また本人ではなく第三者が鍵開けを要請する場合には、警察官の立会いが必要となります。
本人の身分証明ができない場合
顔写真付きの身分証明書がなく、また引越ししてすぐなどで郵便物や公共料金の領収書など他の書類でも身分を証明するものがない場合などは、最寄りの警察署や交番で鍵の遺失届を提出後、警察官立会いのもとで鍵開けが可能です。
※ 上記 「自宅の鍵を開けてもらう場合」 でもお伝えしてますが、賃貸物件にお住まいの方は大家さんや管理会社へ連絡後、合鍵で鍵を開けてもらうか又は指示を仰ぐことをおすすめします。
本人以外の場合
お部屋の契約者本人以外からの鍵開け要請は、安否確認など正当な理由が認められる場合に限り、警察官立会いのもとで鍵開けが可能です。
その際、依頼者の身分証明とともに、お部屋契約者との関係性を示す公的な書類提出が必要となる場合もあります。
合鍵作製に身分証明が必要な場合
防犯性の高い鍵の合鍵作製の場合、鍵屋さんではお取扱いができず、メーカーからのお取り寄せが必要になる場合があります。
また合鍵作製が可能な場合でも、鍵の種類によっては身分証明書が必要になるそうです。
身分証明書が求められる可能性のある鍵
・ディンプルキー
・イモビライザーキー
・カードキー